「酒癖が悪い人」は存在しない。もともとその人が「悪い人」なだけ。美容師との飲み会で気を付けたいポイント。

今回の記事は酒が大して好きじゃない、もしくは大嫌いだ、しかし仕事で飲み会が多くどうしても嫌いな酒を飲まなければいけない、という人にとってはうんうんと頷きれる内容の記事だと思います。書き手である私自体が酒が大嫌いだし酔っ払いが嫌いです。 この記事はあくまで経営者である社長さん向けに書いた記事なのでその社長さんの中でも特に酒が嫌いだという人はぜひ読んでいただきたいです。

そして今時の若いスタイリストやアシスタントは酒を飲まない(あるいは飲めない)人が増えているので、あなたがもし酒が大好きな経営者だったらきっと酒の飲めないスタッフはこう思ってるんだろうな、と参考にしていただけると幸いです。

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酒はバカ発見機

Twitter でバイトテロと呼ばれる行為が一時期流行りました。

居酒屋やファーストフードなどで働く大学生アルバイト達が職場のキッチンなどで食品をぞんざいに扱い、おもしろおかしくバカな行為をしてそれを自身の Twitter などの SNS に拡散し皆のウケを狙うという行為です。

結果的にその大学生が勤務していた大手チェーン居酒屋屋ファーストフードなどは軒並みネットで批判の嵐にさらされその撮影していた大学生たち本人も職場をクビになるという事態がおこり、ワイドショーなどで話題になりました。こういった一連の行為をバイトテロと呼びそしてそれをツイッターなどで拡散する輩たちをバカッターもしくはバカ発見器と呼ぶそうです。

酒はその人が元々本来持っている性格を暴き出すツールだと思ってます。よく「酒の席だからあんなこと言っちゃって昨日はごめん…」みたいな人がありますが酔っ払った本人は酒のせいにしていますが酒というのは本来のその人をの姿を暴き出すツールに過ぎず酒自体は全く悪くありません。

Twitter がバカ発見器であるならば酒も同じようにバカ発見機である側面を持っています

酒で暴言を吐く人の心理

酒に酔った人が暴言を吐く場合、「酔っ払ったからこそ心にもないことを言ってしまった」と反省していますが僕はそう思いません。

なぜならば人間は思っていること自分の脳内で思考したこと以外のことを発せないからです。つまり酒の席で失言をしたりする人、罵倒したりマウントを取るような人はそもそも常日頃から相手のことを心の中で罵倒したりマウントしたりしている場合がほとんどかと思います。

考えてみてください….酒に酔っ払ったからといっていきなり口からでる言葉がドイツ語になったりするでしょうか??酒に酔っ払ったからといっていきなり会話の内容がアインシュタインの相対性理論の論文の内容だったりするでしょうか??

きっとそういうのはあり得ないですよね。そうなんです、人間はもともと自分の脳で思考し自分の中に貯めていたものしか言葉にして出せないからです。つまり罵倒したりマウントしたりする人は日頃からあなたのことをそのように思っている可能性は非常に高いです。そしてそれを酒の力を借りて相手にぶつけ酒で暴言を吐いた本人はすっきりするという構図ですこれってとても卑怯なことだと思いませんか??こういった状況はもう中身が残り少なくなった歯磨き粉のチューブに似ています。

普段は奥底に隠れていて決して出ることはない。しかし絞り器を使ってぎゅっと絞り出せばその中身が奥底から歯磨き粉がチューブの出口から出てくるという感じでしょうか。その絞り器こそが酒でありアルコールです。

もちろん元々歯磨き粉のチューブの中に存在していたもの(歯磨き粉)しか出てきません。絞り器で絞ったとしてもいきなり生クリームが出てくる、というのはありえないですよね。このように酒の力で搾り出されるものは本来その人が持っていたものが搾り出され表面化したものです。 

さらに自分の言った言葉に責任を取らず酔いが覚めたら「酔っ払っていた時に発した言葉というのは無効にしてくれ」というのはあまりにも都合の良すぎる話です。

私が酒の場で強いて良い面があるなと思った点は酒がバカ発見器である以上、自分が付き合う人間か否かを見定めるツールにもなり得るということです。酒の場で身を持ち崩し醜態を晒すような人はその場でキレたりすることはもちろん大人ですから私はそういった行為はしません。

しかしそれとなく今後のその人との距離感や付き合い方を見直し、それとなくフェードアウトして必要以上に食事に行ったりなどの付き合いは一切やめるようにしています。

なので自分が付き合うべき相手なのか?を振り分けるという意味では酒の場はいいかもしれません。

「酒癖が悪い人」は存在しない。もともとその人が「悪い人」なだけ。

あなたももし今後その人と長くお付き合いし信頼に値する人間なのか否かを確かめたいのであれば無駄な駆け引きをせずにただ黙って「一緒に酒を飲みましょう」と酒の場に誘ってみてはいかがでしょうか?そうすればあなたが見定めるまでもなく酒がその人と今後付き合うべきか否かを教えてくれることでしょう。

そしてもしちょっとでもあなたに対して酔った勢いでマウントを取ったり暴言を吐いたり…あるいは居酒屋の店員に対して横柄な態度をとるようでしたらすぐにでもその人との付き合いをやめるべきと思います。店員に対して横柄な態度をとる人、上から目線で店員にモノを申す人がたまにいますがそういった人物へは非常に注意が必要です。なぜならばその時はたまたま店員という立場がその場で最も弱いポジションだったからこそ、店員にその横柄な態度が向かったわけですが、これがもし長い付き合いの中であなたが今後、窮地に立たされたり弱い立場になった途端、その横柄な態度はあなたに向かうことでしょう。

またこういった酒癖の悪い人を許す社会や会社があばその風潮も私はいかがなものかと思います。私自身自分で起業し会社を起こすまでは12年とあるサロンで会社員として働いてきましたが酒の席を苦痛にする、酒を飲めない人たちをたくさん見てきました。そして無理やり半ば強制的に飲まされる姿を見てこれはもはや酒の席ではなく公開の虐待の場だと感じたのを覚えています。

俺のタバコが吸えねえのかよ!?

酒は飲むけどタバコは吸わないという人が一定数いると思います

酒が嫌いだ酒を飲みたくないという人に無理やり酒を勧めたり強要したりするという行為はいわばタバコの煙が嫌いでタバコを吸うのが絶対に嫌だ、という人に対して「まあいいから俺のタバコ一本吸ってみなよ。俺のタバコが吸えねえのか??』と言ってるようなもんです。これってこの立場で考えると迷惑極まりない行為ですよね。これがなぜかあらゆる会社で行われています。酒の強要です。

酒が強いもしくは酒を飲む行為自体をかっこいいと思っている大人があまりにも多いことに愕然とします。なぜ私がそう感じるかと言うと、本当にタバコが好き、もしくはタバコに依存していたりする人は家でも車の中でもガンガン吸います。これが店で酒を暴飲してる人に限って家ではお利口ちゃんで酒を一滴も飲まないという人もいます。これが私が不思議でなりません。もし本当に自分が酒が美味しいと思い酒に惚れ込んいるならば、家でもガンガン飲むべきだし、まあさすがに車の中で運転しながらというのはまずいですが酒を飲まなければ飲まないでやっていけるくせにさも酒を飲むことがかっこいい、酒が強いことがイケていると言うかのように人に見せびらかす輩がとても不快でなりません。まあ本人がそのようにイケている、かっこいいなどとは思っていないかもしれませんが、酒を飲まないもしくは酒をが大嫌いだと思っている人間からすればそのように映るといういち意見だと思って聞いていただけたらと思います。

酒を飲み交わす程度でホンモノの絆は作れない

これはそもそも論になってしまうのですが酒の席を設けなければ成り立たないような関係ってそれってビジネスの関係で健全といえるのでしょうか?? 

僕はビジネスに関わらずプライベートでも自分の発する言葉というのは責任を持つべきだと思います。

だからこそ酔ったから覚えてない、酒の席だったから、という逃げの口実をあえて作るような酒の場は私は話し合う必要もないと思うし時間の無駄だと思っています。

酒でしか繋がりを深めれない関係なんてあまりにも寂しすぎるしあまりにも貧弱すぎます。両者の間にアルコールがなければ絆が作れない、というのは情けないと思いませんか? 酒を飲んだ程度で築ける信頼関係って何?って話です。

会社経営者は仕組みを考えるのが仕事の一つですがアルコールに頼らなくても社員の絆が深まる仕組みを構築するのが離職率を下げる一つの手段になるかと私は考えています。

実際私の会社では社長の私自身が酒が大嫌いというのもあり会社の飲み会というのはアルコールは一切なしでソフトドリンクと食事だけでした。ここまで来るともはや飲み会というよりもお食事会でしたが社員は随分楽しそうにワイワイやっておりました。

食事会や飲み会程度で社員の絆が深まるとは到底思えません。プロフェッショナルであるならば仕事におけるチームワークそして仕事上で起きる苦境や困難を共に超えることで絆を深めるのが理想の姿だと考えます。

あなたは会社の売上以上に大切にしていることはありますか??

僕が大切にしていることのことの一つに、 

自分自身が持ち株比率100%の会社なので会社のミッションとして「経営者であり株主である自分自身がまずは幸せになる」ということを大切にしています。自分自身がまず最初に幸せになることでシャンパンタワー理論で周りに幸せを与えることができると考えているからです。そのために相手に強要されることや特定の人に依存するということはしないというルールを自分自身と自分の会社に掟として設けています。

自分が100%の株主であり経営者である会社であれば自分が幸せにならなければその会社の存在意義なんてあるのでしょうか??

眠い時に寝て起きたい時に起きる、自分がやりたい仕事をやり嫌な奴とは付き合わない、これはサラリーマンにできない「持ち株比率100%の会社を経営している零細企業の社長」の特権でありそして決して手放してはいけない権利だと思っています

サラリーマンはあらゆる面で福利厚生そして社会保障が日本政府から保証されています。

しかし持ち株比率100%の会社を経営する会社経営者は経営者であり株主ではありますが日本の労働基準法の下ではたとえ毎月の給料が0円で、どれだけ長時間働こうが、「労働者」ではありません。

労働基準法に保護されていないいわば日本国民の権利(法律)の一つである労働基準法の恩恵を受けれない「非国民」の状態、それが零細企業社長です。

そんな非国民だからこそ、保証や保護がないからこそ….社長が持っている権利というのは絶対に手放すべきではないし行使するべきです。

僕は仕事をする上でルールがあって「酒を飲み交わさないと成り立たない仕事は受けない」というのがあります。理由は上記で散々もう既に話したのでここでは割愛いたしますが僕はそもそも酒の匂いも酒の味も大嫌い、そして酔っ払って自己をコントロールできない状態になるのはもっと嫌です。正直僕はあれもこれもやりたいことがあるので酔っ払っている暇なんてありません。

それでも酒を飲ませてくれ…

まあここまで酒をディスってしまいましたが、ただディスって終わりだと経営者にとっては何の生産性もありません。なのでここから多少、生産性のあるような話をしたいと思います。

私が今後考えているのはどうしても酒が大嫌いな私と対面で酒を飲みたい経営者に対して有料のメニューを用意しようかと今計画中です。例えば「私(佐藤)と2時間飲む権利(私はビールジョッキ一杯まで)」など。価格帯は コンサルティングサービスも含めて2時間でビールジョッキ一杯までのメニューでマンツーマン飲みであれば200万円前後、グループで最大10人の飲み会であれば一人当たり50万円前後で作ろうかと考えています。この値段だと飲みに誘ってくれる人も払いやすい値段だしコンサルティングのメニューも受けれるのでアルコールで話も弾みお客様も喜んでいただけるのではないかと考えています。そしてそもそもこの価格すら払えないという方はもちろんお断りです。(その場合、対面でお話はできないものの、動画でのレッスンメニューのプランを用意しているのでそちらの方をお勧めします)

あなたが嫌だと思う仕事内容を紙に10個書いてください。それが、あなたがこれから「高額メニュー」としてメニュー化できることです。

「飲みに誘ってくれた相手から金を取っちゃうの!?」と思うかもしれませんがこれはほんの一例で私が何が言いたいかと言うと自分が苦手なこと、自分がやりたくないことも、無料で引き受けるから嫌なのであって、これがある程度自分が納得する価格帯に設定した有料プラン有料メニューだと気持ちよく笑顔で引き受けれることができる、というのを伝えたかったからです。今回は私を例にして、酒の飲み会あるいは酒そのものについて語りましたが、別に先に限らず自分が苦手意識持っているものやりたくないこと嫌だなと思っていることも私のように「そのくらいのお金がもらえるのであれば笑顔で引き受けるよ」と言うメニューを作ってはいかがでしょうか??

これは、あなたは経営者なのだから「自分が嫌だと感じる仕事、不快に思う相手との仕事は絶対に無料で引き受けるな」というメッセージでもあります。どうしてもやるのであればメニュー化して有料にしてください。

今まであなたがお客さんから引き受けていた「時間がかかること」「めんどくさいこと」「嫌な仕事」は全部、あなたが納得するくらいの高額の有料メニューにしてください。きっと、その瞬間から「嫌な仕事」ではなくなります。

もし、そのメニューがまったく売れなかったとしても、いいじゃないですか。嫌なことをしなくて済むんだから。もし、そのメニューが売れたら…よかったですね、これであなたはさらにリッチになれますよ。

「あなたが今までお客さんに無料でやらされてきた”嫌なこと” ”苦痛に感じること”は何ですか??」

この言葉で今回は締めたいと思います。この一言があなたの会社のメニューづくりに役立つことを祈って。

 

…というわけで、さあ、いますぐ佐藤と飲もう!

※私、佐藤に200万円払ってでも飲みに誘いたいというアタマのイカれた人はお問い合わせフォームからお申し込みいただくか、今すぐ病院の精神科に行ってください。メッセージは「佐藤と飲み希望(病院でアタマの診断済み)」と書いて希望の日にちご記入ください。場所と時間はこちらから指定します。マンツーマンの飲みの場合は税込200万円、グループ飲みの場合は税込一人当たり50万円(最大10人まで可能)です。最大2時間まで。二次会のカラオケで歌う曲は全曲BOØWYのみとさせていただきます。国外にいることも多いので、海外に来る際は飛行機代や宿泊費は実費でお願い致します。ドイツ国内だったら軽い観光案内しますよ。
※アルコール度数の高い酒をご希望の場合は、別途、2億5千万円いただきますのでご了承ください。

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ABOUTこの記事をかいた人

中小規模の美容院に特化した、「地域ナンバーワン」ヘアケア商品の企画、研究、販売を行う。 美容業界にSNSやブログ等を活用したインターネットマーケティングが普及した黎明期において、自身が運営するコミュニティーが単体22万人越え、累計50万人、ブログ100万アクセス、youtubeの再生数が100万再生越えなど、2006~7年当時、国内の美容業界において美容師個人としては日本一のインターネットマーケッターとしての記録を出す。その経験を活かし、小中規模のサロンオーナーの売上、販売を応援する「株式会社FORCUST」を設立。 4冊の自身の著書のほか、フジテレビ「笑っていいとも」「さまぁ~ず神ギ問」TV朝日「お願い!ランキング」、日本テレビ「ZIP!」などTV出演多数。1冊目の著書はAmazonヘアケアランキングを3年間連続で1位を果たす。