まだ残業で消耗してるの?

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残業のしすぎで擦り切れる美容師たち。

はてブをたまにチェックしてるんですが、ブラック企業などにまつわる労務関連の記事増えましたねー。ここ最近は特にその傾向が強くなってきてます。

美容院業界をはじめとする、サービス業界はどうでしょうか?まだまだ、課題がある業界と言えます。

弊社でもスタッフは全員、正社員として働いてもらっていますので、いま世の中で注目されてる労務問題は経営者の私からみれば他人事ではありません。

ちなみに、ウチの会社に限っては、
「残業」ってもの自体が存在しません。

ていうか、できません。

弊社では労働時間を全て30分単位でGoogleスプレットシードで会社が管理してるので、基本的に弊社の労働者は8時間以上働けません。

「本人の希望で」、どうしても営業時間外に働く場合は、一定数の売上あるスタイリストには歩合給としてキチンとその分、支払いもされます。

「美容師さんはゴハン食べる時間ないんでしょ?」

とか言われますが、

どんなに忙しくても弊社従業員は毎日ガッツリ1時間休憩に入ってもらいます。

だから弊社は営業中に、外にお昼のランチとか食べに行ったりとか普通の事を「普通に」できる会社です。

美容師の有休消化率….

弊社の従業員の有給消化率もおそらく表参道エリアでナンバーワンを自負してます。

昨年の12月の「1年で最も忙しい」繁忙期でさえ、ガンガン半休取ってもらっている実績があります。

「掃除や閉店後のミーティングは残業じゃない?」

と言う声が聞こえてきそうですが、

店内の掃除は「営業中に」全て行うよう、会社で通達していますし、

ミーティングや会議の類いもウチの会社には一切、無いです。基本的に定時で帰ってもらってます。

会社からの、「営業後の練習の強制」も一切無し。

どうしても自主練習したい、っていう人には、店を無償で貸し出してます。

なぜ、それでも成り立つのか??

ここまで書くと「そんなんで経営が成り立つの?」
と思われてしまいそうですが、
キッチリ利益は出てます。
従業員の給料も業界相場より高いです。

理由は1つ。

「それでも利益が出るような会社に設計したから」

設計した、というより、時間をかけて意図的に設計「し直した」と言った方が正しいかもしれません。

ちなみに開業当初の6年前は会社としての体制は整っておらず、会社のシステムそのものがボロボロでした。

集客、労務、財務、全てが最悪でした。

でも、6年をかけて、会社が会社として機能するシステムを改善しました。

よく、

「目標達成には、逆算して物事を進める事」

が成功の秘訣と言われますが、

資源そのものが少ない創業期に、全体を俯瞰して計画的に逆算した経営、それをできる会社ってはたしていくつあるんでしょうか?

 

毎月を必死に生きる美容院経営者たち

弊社も例にもれず、当時はまったくそんな余裕などなく、「毎月毎月を必死で(会社が潰れないように)生き残る」事を最優先してました。

いや、
当時は最優先せざるを得ませんでした。
労働者のための環境を整えよう!

と思ったら、

それはもう、会社の体制を早く立て直して余裕がある状態にし、毎月毎月のコツコツした「会社の収益構造のシステムの改善」しか方法は無い、と僕は思ってます。

 

「忙しいけど全然儲からない」

というのは、根本のシステムそのものに原因があるからです。

多くの美容院経営者が落ちる、
「落とし穴」「致命的なシステムの欠陥」とも言えるでしょう。

その美容院経営における「致命的なシステムの欠陥」とは…

 

続きはこちら

経営者が社員に休憩を与えなければいけない本当の理由その1




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ABOUTこの記事をかいた人

中小規模の美容院に特化した、「地域ナンバーワン」ヘアケア商品の企画、研究、販売を行う。 美容業界にSNSやブログ等を活用したインターネットマーケティングが普及した黎明期において、自身が運営するコミュニティーが単体22万人越え、累計50万人、ブログ100万アクセス、youtubeの再生数が100万再生越えなど、2006~7年当時、国内の美容業界において美容師個人としては日本一のインターネットマーケッターとしての記録を出す。その経験を活かし、小中規模のサロンオーナーの売上、販売を応援する「株式会社FORCUST」を設立。 4冊の自身の著書のほか、フジテレビ「笑っていいとも」「さまぁ~ず神ギ問」TV朝日「お願い!ランキング」、日本テレビ「ZIP!」などTV出演多数。1冊目の著書はAmazonヘアケアランキングを3年間連続で1位を果たす。