予約数がゼロ!暇なスタイリストに不満が爆発する、そんな時は…

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閑散期にありがちな事

スタッフは有り余って、なんか気が抜けた空気がフロアに流れてる、バックルームではスタッフ同士が固まって楽しくおしゃべり、でも表のフロアはお客様が居なくてガラガラ…美容院で閑散期によくある光景です。店が暇な日は、美容院経営者がついつい思ってしまいがちなのが、「スタッフ(特にスタイリスト)に、もっとお客様を自分で呼ぶ努力をして欲しい…」ということ。これって美容院オーナーさんなら誰もが一度はあるの思います。

反省すべきはスタッフなのか??

だがしかし、本当にお客様を呼ぶ努力をするべきは、反省するべきは、スタッフではなく…実は社長なのです。
もう一度言います。店が暇な日に、一番、猛反省しなければいけない人物。
アシスタントでもスタイリストでもありません。それは社長です。
社長のマーケティングが甘いから、お客様を継続的に呼ぶ「仕組み」が甘いから、お客様が来ないのです。

 

マニュアル作りは繁忙期のためにあらず。むしろ閑散期のために作るべし。

スタッフがバックルームで固まって楽しくおしゃべり?それも、社長がスタッフに対しての暇な日の過ごし方の「マニュアル作り」が甘いから起こっている出来事です。私も以前は、スタイリストデビュー後、何ヶ月経ってもお客様を呼べず、丸一日予約数がゼロの日が週に何回もあるようなスタイリストを雇用していた時がありました。やはり心の中では「もっと自分でもお客様を増やす努力をしてくれたらなぁ…」と不満がありました。

いま考えれば、「私自身は寝る間も惜しんで集客の為の広告案を考えただろうか?」「私自身は1日に何時間、美容院のサービスの改善案を本気で考えただろうか?」「私自身は美容院の集客戦略はキチンと実行できていただろうか?それを他人任せにしていなかっただろうか?」なんて、反省点だけでもいっぱいです。

人に厳しく、そして自分にも厳しく。

人は、他人に厳しく、自分に甘い生き物です。それは美容院経営者とて、同じです。スタッフが予約数ゼロだったら、暇でスタッフがプラプラしていたら、是非とも、社長業の最大の重要課題でもある、「儲かり続ける仕組みを考える」という行為がおろそかになっていないか、猛反省してください。

 

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平日はヒマ、土日祝日はお客様がどっと予約が入ってきて忙しい…美容院経営しているとよくあるパターンです。
平日と土日の忙しさをが均等になるのが一番の理想なのですが、そうは行かないのが美容院経営の難しいところ。注意点がひとつあります。それは平日にできているサービスが土日にもできているか?という事です。

基本的に新しいサービスを考案する時は、あんな事をやろう!これもしてみよう!という「プラス1」の足し算でのサービスの考え方になると思うのですが、平日ベースで考えないで土日にそれを実行できるのか、という土日ベースでサービスは考えていかなければなりません。

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あえ10人以下の小中規模の美容院だと、社長であるオーナー美容師と、スタッフ一人一人の距離が近い為、スタッフの様々な至らぬ点が目につくと思います。特に、美容院オーナーの場合、独立開業前はかなり仕事のデキるタイプの人が多い為、同業の美容師の至らぬ点は特に目が行く事と思われます。相手に不満を言う前に、その不満内容をポジティブな言葉に変換して自身のブログに記事として書き出す、という事です。これで愚痴も立派な「商売のメシの種」になります。

これをご覧になっている方々は美容院経営者の方がほとんどだと思われるので、私自身もそういったターゲットを意識して記事を書いています。そして、おそらく、年齢でいうと30代前半〜40代後半の方が多いと思われます。それ位の年齢になってくると美容師としてのキャリアも20年近くになってきて、自分自身の経歴や経験も豊富でしょう。

実際に私は仕事柄、美容院経営者の方々とお会いする機会が多いのですが、もともと独立開業前はプレイヤーとしてバリバリ売り上げていた、もしくは雑誌やヘアカタログで華々しく掲載されていた、というパターンの美容院経営者が多いです。かつての私もまさにそのようなタイプでした。

こうしたタイプに何故か多いのが、かつての過去の栄光の時代をずっと語るというのが多いです。本人は自慢しているつもりは無いのかもしれませんが、人によっては経歴や実績は自慢話しとしてあまり面白くないものになってしまいます。ではどうしたらいいでしょうか?答えは、「検索してもらう」です。検索は能動的なアクションなので、つまり、その情報を知りたい人が自ら調べる作業です。知りたくて知るわけですから、これは聞かされるという受動的な状態ではありません。

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ABOUTこの記事をかいた人

中小規模の美容院に特化した、「地域ナンバーワン」ヘアケア商品の企画、研究、販売を行う。 美容業界にSNSやブログ等を活用したインターネットマーケティングが普及した黎明期において、自身が運営するコミュニティーが単体22万人越え、累計50万人、ブログ100万アクセス、youtubeの再生数が100万再生越えなど、2006~7年当時、国内の美容業界において美容師個人としては日本一のインターネットマーケッターとしての記録を出す。その経験を活かし、小中規模のサロンオーナーの売上、販売を応援する「株式会社FORCUST」を設立。 4冊の自身の著書のほか、フジテレビ「笑っていいとも」「さまぁ~ず神ギ問」TV朝日「お願い!ランキング」、日本テレビ「ZIP!」などTV出演多数。1冊目の著書はAmazonヘアケアランキングを3年間連続で1位を果たす。