艶髪に対する考察

「艶髪」というのが一つのトレンドであり、人気キーワードになってきつつある今日この頃ですが、髪の艶って一体どうやって出るんだろうか??という素朴な疑問を持った事はありますでしょうか??

私自身、LINEやFacebookなど色々なSNSを初期のころから使っている一ユーザーなのですが、よくタイムラインに「艶髪」の写真が流れてきます。

私自身、19年目の現役美容師である為、様々ないわゆる「艶髪」になれる商材を使ってあらゆる実験してきましたが、一つ、そこで気が付いた事を最近の美容業界に対して疑問を投げかけたいと思います。

まず、SNSでよく見かける、美容師の投稿の「艶髪です!どやっ!」って写真。

…あれ、高温のストレートアイロンしてませんか??

これを読んでいるあなたも美容師ならばよくご存じだと思うんですが、高温のストレートアイロンしたら髪に艶が出て当たり前ですよね??

今度このホームページでも実験結果を載せようかと思っていますが、別にストレートパーマ剤でもトリートメント剤でもなくてもいいんです。髪に艶を出すなら。

髪に艶を出したいなら、水を吹きかけてストレートアイロンしただけでも、髪に艶は出ます。

むしろ天使の輪ができます。もう、ピカピカです。いや、もはや水すら、いらないかも。

だから、別に「どやっ!」て事ではないんですね。

それを知っているのは現場で働いている美容師だけではないんです。

お客様もそれをよくわかっています。

何故なら、私達美容師は2、3か月に一回、そのお客様の髪を触る程度ですが、

彼女たちは毎日、自分の髪をスタイリングしているからです。

毎日髪をコテで巻いています!ってお客様、あなたの顧客にも一人はいませんか??

コテで巻いたりストレートアイロンすれば、素人でも艶髪が作れるって彼女たちは知っているんです。

私の経営するサロンに来ている顧客の女性が、先日、こんな事を言っていました。

お客さん
○○っていうトリートメントをしたんだけど、ストレートアイロン使って、熱を当てれば当てるだけ、髪が良くなるって言われたから勧められるがままにしたんですけど…なんか最初は良かったんですけど、髪が固くなってきたような気がします…

このお客様に限らず、何人か同じような事をおっしゃる女性顧客が何人もいました。

それ、おそらくタンパク変性ですよ…

髪に高温アイロン当てまくって髪が復活するワケないんです。

誤解してほしくないのは、私はアイロン技術そのものを否定したり、加温を否定しているワケじゃないんです。

実際、私自身も縮毛矯正をするときはストレートアイロン使いますし、ローラーボールやナノスチーマーでも加温をします。

ただ、知って欲しいのは、

トリートメント技術に限って言えば、アイロンワークで成せる艶髪を、さも何にもしなくてもこんなにサラサラ‼みたいに言うのは違うんじゃないか??という事。

エクラスタトリートメントを使った艶髪の写真は沢山、このホームページにも掲載していますが、あれは本当にストレートアイロンはおろか、ブラシによるブローすらしてません。

(ホントかよ…っていう方が居ましたら是非、その目で確かめていただくためにもサンプル使ってほしいです。サンプル請求フォームよりお問合せ下さい)

下の動画だとわかりやすいです。

高温アイロンを使わない、という差別化

先ほど、私が「アイロン使えばツヤが出て当たり前」というのはお客様も知っている、というのを書きましたが、結構、お客様はトリートメントで高温ストレートアイロンで艶を出す技術に関しては冷めた目で見てるように感じます。それってアイロンでしょ?みたいな感じで..。

逆に言えば、それを一切行わずに、ツヤ髪にするからこそ、エクラスタトリートメントはお客様に感動してもらえるのではないでしょうか??

 

エクラスタトリートメントについてのよくある質問を以下にまとめましたのでご覧ください。

よくある質問

 

 

 

The following two tabs change content below.

佐藤 公徳

本物のヘアケア商品、本物の原料を追い求めて、一年のほとんどは海外で過ごす。現在、ドイツに在住。主に、ヨーロッパ、上海、東京で活動をしている。

最新記事 by 佐藤 公徳 (全て見る)