Q.質問なのですが
あまり良くないとは思うのですが、同時施術の場合なのですが
エクラスタ1加温→縮毛矯正(エクラスタ1混ぜた薬液)→カラー(エクラスタ1混ぜた薬液)流し→エクラスタ2→エクラスタ3
の順番でやったのですが合ってますか?
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A.はい、順番としては合っています。
Q.カラーの時にもう一度エクラスタ1を塗布して加温した方が良かったですか??
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A.結論から申しますと、効果的にも演出的にも、もう一度エクラスタ1を塗布して加温する方が良いです。
しかし、お客様からいただく料金にもよります。
例えば、エクラスタストレート(縮毛矯正)+エクラスタカラーをそれぞれ正規料金(割引なし)で、行うのであれば、
その2つは別々に「エクラスタの料金」が加算されるので、工程は省かずに全部やったほうがお客様にとっても心理的な面で良いと思います。
エクラスタストレート(縮毛矯正)でもしっかり「エクラスタの全工程を省かずに全て行いました、」
エクラスタカラーの時も「エクラスタの全工程を省かずに全て行いました、」
だから、その工程分、手間と材料費をかけて行なっているので、お客様はこの料金を支払って下さい、だと、
お金をいただく方も払う方も気持ちよく納得できると思います。
これが、どこか省いたり短縮したりすると、
何よりも「プレミア感」がなくなると思います。
これだけコンビニコーヒーが普及しているにも関わらず、スターバックスのようなプレミアムコーヒーの店が繁盛し続けているのは、
一杯のコーヒーに時間と手間をかけている、というのが消費者に伝わっているから(作っている工程が顧客から丸見えだから)だと思います。
スタバに来るお客様は「この一杯のコーヒーで500円は高い」とはおそらく思いません。
それは、作っている工程と手間そのものが、お客様の目の前で「見えている」からでしょう。
最近は時短を大切にする美容院が増えました。
美容院経営者と 美容師の時給を上げるためにもとても大切なことだと思います。
しかし、私は「時短をするべきところとしないほうがいいところ」があると考えています。
もし、スタバのコーヒーであれば、私のために目の前で作ってくれている、という手間暇の工程を省くとしましょう。
注文を受ける前に、開店前の仕込みの段階でからあらかじめその日に売れるであろうコーヒーを冷蔵庫で作り置きしたものを大量においておくのです。
お客様から注文が来たら、
冷蔵庫から取り出して、「はい、どうぞ。500円です」とやったとしましょう。
この工程だと、1つの注文を受けるのに5秒で済みます。
でも、なぜ世界的な大企業のスタバはそれをしないのか??
なぜ、客を列に待たせてでも、時間をかけるめんどくさいことをするのか??
それは、手間を省いたら「スタバがスタバじゃ無くなる」からです。
少なくとも、「私たちの提供しているものはプレミアムコーヒーです」と胸を張って言えないでしょう。
以上が、
割引なしの正規料金をいただくお客様へ「時短をするべきところとしないほうがいいところ」があるという理由です。
割引や正規料金ではないお客様には、
もともと手間がかかってプレミアムなものを、簡略化することでリーズナブルに提供する、というコンセプトであれば、
手間や工程の省略は有りだと思います。
実際、スタバコーヒーもコンビニで売ってますし。
(しかし、やはり味は落ちるし、値段も安いです)
….ということを、現在、スタバにいながらPCで書いてみました。
参考にしていただけると幸いです。